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顔面神経麻痺 | 流山市の整骨院なら口コミ多数のよつば鍼灸整骨院

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顔面神経麻痺

2025.02.04 | Category: 未分類

顔面神経麻痺とは

顔面神経麻痺とは、顔の筋肉を動かす神経である「顔面神経」に障害が生じ、顔の片側または両側の筋肉が麻痺する疾患です。主に片側性の麻痺が多く見られます。顔の動きが制限されるため、表情が作りにくくなったり、目や口がうまく閉じられなくなったりするのが特徴です。

顔面神経麻痺には、大きく分けて「末梢性顔面神経麻痺」と「中枢性顔面神経麻痺」があります。これらは原因や症状が異なり、適切な治療を受けることが重要です。


顔面神経麻痺の原因

顔面神経麻痺の主な原因は以下の通りです。

1. ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)

ベル麻痺は、特に明確な原因がなく突然発症する顔面神経麻痺で、最も多く見られます。ウイルス感染(主にヘルペスウイルス)が関与していると考えられており、ストレスや疲労、免疫力の低下が引き金になることが多いです。

2. ハント症候群

水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染が原因で発症します。耳の周囲に痛みや水疱が現れることが特徴で、ベル麻痺よりも重症化しやすい傾向があります。

3. 中枢性顔面神経麻痺

脳卒中(脳梗塞や脳出血)などの脳の障害によって発生する顔面神経麻痺です。この場合、顔だけでなく手足の麻痺を伴うことが多く、脳神経外科の受診が必要となります。

4. 外傷や手術の影響

顔面神経が頭部外傷や手術によって損傷を受けることで麻痺が生じることがあります。

5. その他の疾患

糖尿病、自己免疫疾患、腫瘍などが原因となることもあります。


顔面神経麻痺の症状

  • 片側の顔の動きが鈍くなる、または動かせない
  • 目が閉じにくい、まばたきができない
  • 口角が下がる、飲み物が口からこぼれる
  • 味覚の異常
  • 涙や唾液の分泌異常
  • 耳の後ろの痛み(特にハント症候群の場合)

顔面神経麻痺の治療

治療方法は原因によって異なりますが、一般的には以下の方法が用いられます。

1. 薬物療法

  • ステロイド薬:炎症を抑え、神経の回復を促進します。
  • 抗ウイルス薬:ハント症候群などウイルス性の麻痺に使用されます。
  • ビタミンB12:神経の修復をサポートします。

2. 物理療法(リハビリ)

  • 顔のマッサージや表情筋のトレーニング
  • 電気刺激療法(低周波治療)
  • 温熱療法

3. 鍼灸治療

鍼灸は顔面神経麻痺の改善に効果があるとされており、特に血流を促進し、神経の回復を助ける効果が期待できます。当院では、患者様の症状に応じた適切な施術を行い、回復をサポートします。


顔面神経麻痺の予防とセルフケア

  • ストレスを避け、規則正しい生活を送る
  • 十分な睡眠をとる
  • 体を冷やさないようにする
  • 免疫力を高めるためにバランスの取れた食事を摂る
  • 顔のマッサージや軽いストレッチを行う

流山市おおたかの森のよつば鍼灸整骨院では、顔面神経麻痺の症状改善に向けた施術だけでなく、日常生活でのケア方法についてもアドバイスを行っております。お困りの際は、お気軽にご相談ください。